スマホ乗り換え(MNP)のお得情報を探している人が増える中、「二次手配」という悪質なトラブルが問題になっています。安心して契約するために、仕組みと見分け方を知っておきましょう。
MNP手配の「二次手配」とは?
「二次手配」は、もともとのMNP案件(スマホ乗り換えの契約)を、別の人が勝手に横取りして他の人に紹介する行為のことです。
しかも、その紹介料(手配料)を上乗せしていたり、契約内容がうまく伝わっていなかったり、トラブルになるケースが増えています。
「この人なら安心」と思って申し込んだのに、実はその人が“本物の手配師”ではなかった——そんなケースもあります。
いま、SNSではこの「二次手配」が問題になっていて、被害にあった人の声も増えてきています。
本来のMNP手配と「二次手配」の違い
普通のMNP手配師は、自分の知っているお得なスマホ契約を紹介して、そのお礼として手配料(てはいりょう)をもらっています。
でも、「二次手配」はちょっと違います。
- 本来の手配師の案件(内容)を、他の人が勝手にコピーや改変して、自分の名前で別の人に紹介する
- 手配料を上乗せしてボッタクリのようなことをする
- 情報がうまく伝わらず、トラブルが増える
実際にあった被害の声
以下は、X(旧Twitter)で投稿された実際の声です。
@R8980583128932
@jalrf29324 @ff9j0j
いろんな手配師の案件を勝手に二次手配しトラブル続出しているようです。
私も被害に遭いました。
M(旧MNP手配師)アカウントで集客して、別のアカウントで手配師とコンタクトしています。
日本語通じないこと多々あり、
しかもぼったくりです。 pic.twitter.com/LJ2W40rPCn— HY (@hy_info123) December 6, 2024
⚠私の案件も手配料2,000円くらい上乗せして二重手配されているみたいで被害者の方たちから相談のDM来てます⚠
1⃣手配料が高すぎる
2⃣日本語が怪しい
3⃣IDの文字列が捨て垢っぽいこのような手配師には注意🩵🩵 https://t.co/sCArG4TMwU
— ネフェルティティちゃん@MNP手配 (@ma_mnp) January 6, 2025
なぜ「二次手配」は問題なの?
「二次手配」は、もともとの案件を勝手に横取りして再紹介するため、いろんな問題が起こりやすいです。
- 手配料が不当に高い:元の手配師よりも高く、知らないうちに多く払わされる
- 説明が不十分:途中で話がズレて、聞いていた内容と違う契約になることも
- トラブルになっても連絡がつかない:仲介者のアカウントが消えたり、日本語が通じなかったりする
- 手配料だけ取って逃げられる可能性がある:契約の案内もされず、お金だけだまし取られる被害も考えられます
本当の手配師ではない人が「それっぽく」装って、契約希望者からお金を取るだけ取って逃げるという、詐欺のような行為も起きています。
こうした行為が増えると、真面目に活動している人の信頼も下がり、スマホ契約そのものが信用できないものになってしまいます。
二次手配の見分け方
「この案件、ほんとに大丈夫?」と思ったとき、チェックしてほしいポイントがあります。
- 手配料がやけに高い
正規の手配師より2,000円とか上乗せされていることがあります。相場より高すぎるときは要注意。 - アカウント名やIDがテキトー
英数字がランダムに並んでる「捨て垢」っぽい名前(例:@ff9j0j みたいなの)は警戒しましょう。 - 日本語があやしい・通じない
会話がかみ合わなかったり、説明がざっくりすぎる人も多いです。やりとりに違和感があるときはストップ! - 本来の手配師から「相談が来てます」と警告されている
本物の手配師が「私の案件が勝手に使われてる」とSNSで注意喚起してる場合は、要チェックです。
少しでも「怪しいな」と思ったら、絶対にお金を払わないこと。
すぐにその場から離れて、大人や信頼できる人に相談してください。
怪しいと思ったら検索するクセを付けよう
「なんかこの人、怪しくない?」と思ったら、その場でやり取りを続ける前に、まずは検索してみることを習慣にしましょう。
調べるときは、アカウント名よりも、ID(ユーザーIDの英数字)を使うのがおすすめです。
なぜなら、アカウント名は簡単に変えられてしまうけど、IDの方は基本的に変更できないからです。
検索すると、過去にその人とやり取りして被害にあった人のポスト(投稿)が出てくることもあります。
ただし、それでも完全に見分けられる方法ではないので、ちょっとでも不安を感じたら無理に進めないことが大切です。
ちなみに、当サイトでもMNP手配師に関する口コミ情報をまとめています。
気になる人がいたら、ここから探してみてください。
※ただし、いただいたタレコミがすべて掲載されるわけではありません。
調査や事実確認のうえ、掲載可否を判断していますのでご了承ください。
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